維新支持率アップの要因は関西圏「以外」にあり!各社世論調査結果を読む

こんばんは、小松みきひで@江東区です。

新型コロナウイルスの対応を巡って、与野党の支持率に「変化」が生じています。

政府による支援策が国民に十分に・スピーディーにデリバリーされないなか、大阪府による新型コロナウイルス感染症への先進的な対応も相まって、「日本維新の会」が支持率を急上昇させています。
日本維新の会副代表でもある、吉村洋文大阪府知事がかなりメディア露出しており、”爆走”しています。

最近では、最も評価する政治家は大阪府の吉村知事がダントツでランクイン、という毎日新聞世論調査の結果も。

ちなみにこうした世論調査というのは、メディアによってスコアの出方が異なります。

保守寄りの方が読者に多い産経新聞や読売新聞では、保守政党(自民党など)に良いスコアが出がちです。反対にリベラル寄りの読者が多い朝日新聞や毎日新聞では、リベラル政党(立憲民主党など)が強いです。
フラットなところでいえば、共同通信社やJX通信社など通信社系の世論調査でしょうか。

こちらは産経新聞のツイートですが、記事自体は共同通信の世論調査。議席数的には野党第一党である立憲民主党(6.9ポイント)を上回る、8.7ポイントをマーク。

そして、産経・FNN合同世論調査でも、7.4ポイントと、先月に続き野党トップの支持率に躍り出ています。

言わずもがな、日本維新の会は地域政党「大阪維新の会」を起源とする、地域発の国政政党。大阪維新の会結党から10年が経過しましたが、この間大阪府内の自治体首長・議員を積極的に擁立し、関西圏で多くの支持を集めてきました。

「維新って関西の政党だよね」というイメージが強い政党であり、無論、政界においても「関西圏でポイントが上がったんだろうな~」という見方もあるわけですが、気になったのは産経新聞の以下の記述。

躍進に伴い、支持層の構成にも変化がみられる。従来は支持層が地盤の大阪など近畿地方に偏っていたが、今回の支持層の内訳を地域別にみると近畿46.4%▽東海11.9%▽東京11.5%▽南関東8.5%▽北関東7.0%-となり、近畿以外でも大都市を抱える地域に支持を広げていた。

産経新聞 【産経・FNN合同世論調査】維新支持率7・4% 今月も野党トップ

関西圏以外の大都市部でも支持を広げていることが窺える結果であり、
言い換えれば今回の維新の支持率アップは、関西で上がったのではなく、東京などでの純増分によるもの、という見方ができます。

大阪維新の会のファウンダーである橋下徹さんの著書「政権奪取論」では、「自民党に代わりうる政権政党を作るためには、生活に身近な自治体での改革実績を積み上げ、50年スパンで勢力拡大を目指すべき」という趣旨の主張もありましたが、まさに着実にこれを実践しつつあると感じさせられる結果です。

第三極政党は、支援組織・団体がないからこそ、選挙はめっぽう厳しいというところはありますが、「小さな、それでも確かな実績を作ることで、信頼される選択肢になる」という営みを大切にしていきたいものです。

それでは今日はこの辺で。

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