こんばんは、江東区の小松みきひでです。
昨日、岐阜5区より衆院選に挑戦予定の今井るるさんが、立憲民主党の総支部長に任命されたことが報じられました。
今井さん、なんと24歳!4月に誕生日を迎え、25歳になるそうです。
選挙に立候補する権利、被選挙権は25歳から得られるのですが、被選挙権を得る前に総支部長として就任したことになります。
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また、夏の都議選に向けて、「都民ファーストの会」からも、24歳の女性候補者が北区選挙区から挑戦をすることも報じられています。
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この24歳立候補ラッシュ、私は率直に驚きました。
一つは何と言っても若さ。
つい先日「被選挙権おめでとう」と祝われた自分よりも、さらに若い(1ヶ月くらいですが、学年で言えば一つ違いますね)方が、公党の支部長になる、公認を得て活動をする立場になるということ。
目指します!というのは簡単ですが、宣材写真を撮って、ホームページが出来て、家族や会社、応援してくれる仲間の理解を得て、、、とステージに立つまでが本当に大変なこの世界。
政策や考えに違いはあれど、そのステージに24歳で立てたことは本当に素晴らしいことだと思います。
そしてもう一つは「たった2〜3年のビジネス経験で、この国の政治の何がわかるんだ」と心の中の悪魔がささやいたことに。。
今井さんのホームページにも
まだ若い私には経験が圧倒的に不足しています。どこにでも足を運びます。東濃の為、岐阜県の為、日本の為に、私を育ててください。皆さまの声をどうかお聴かせください。
とあるように、若い人間が政治の世界に挑戦しようとすれば「10年早い」「まだたくさんチャンスがあるよ」と言われることがしばしば。
「絶対絶対現代の代弁者は私やろがい」「うっせぇうっせぇうっせぇわ!」と演説することは出来ませんが(苦笑)
10年座して待ったところで、この街が、この国が、いい方向に進むとは思えない。だから目指してるんだよ!という想いを伝え続けるだけの強い力が必要です。
私自身も一時期諦めかけた時もありましたが、このパワーを持ち続けることはとても大変です。
「民間企業でやり抜いた!」という経験に私自身がまだたどり着いていない中で、かたや自分よりも若い人間がどんどんと手を上げていく現実。
「まだ早いよ」と、あれだけ嫌だった言葉を悪魔の囁きを、心の中から漏れ聞こえたことにも同時に驚きを感じました。
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さて今日は3月最終日。年度末です。
私自身のことでいえば、社会人になって丸3年が経ちました。
ふと採用面接の際に、「3年後どんなコンサルタントを目指したいですか?」という役員からの質問に
「25歳になったら政治家になります!逃げられ世代なので、すぐに社会を変えたくて!」
と答えたことを思い出しました。
本心から溢れ出た言葉を伝えた後に、「あぁこれはやってしまった…」と思うやいなや
「君、おもしろいね。選挙出るまでうちの会社でたくさん学んで成長していったらいいよ。」と即座に内定をいただいたことは懐かしい思い出。
これだけ社会環境が変化する時代ですし、これまで知らなかった世界を学ぶ機会にも恵まれたなかで、その時々で適切な判断を下すこともとても大切である、とは理解した上で。
3年前の自分に、社会に夢を持って扉を開いたあの時の自分に恥ずかしくない生き方は出来ているだろうか。そして今置かれた立場で自分に出来ることは何か。
丁寧に振り返る一晩にしたいと思います。
それでは、また。
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