「この党、本当に好きでした」魂を注いだ存在と袂を分かつ悔しさと、それでも曲げられない信念と。

こんばんは、江東区の小松みきひで(@komatsumikihide)です。

本日は、国民民主党の両院議員総会が開かれ、立憲民主党との合流に向け、国民民主党を解党し、新党を設立することが決まりました。

前回の衆議院選挙の際は、実家のある茨城6区に住所を置いていたため、私自身も、小選挙区では、現在国民民主党に所属する代議士に一票を投じた過去があります。

自分が一票を投じた政治家が、どのように活動をしているのか、というのは、少なくとも一票を投じて、当選・落選した際の期中はしっかりとウォッチしていたい、と思っていましたので、今回の動きには関心がありました。

また、玉木さんは、地元ではどぶ板な選挙をしながら、その一方で、YouTubeチャンネル「たまきチャンネル」を中心に、広く若者世代とのコミュニケーションを図ろうと尽力されていたこともあり、個人的には非常に注目をしていました。(こくみんうさぎもかわいいし)(あたらしい党のおーぺんが一番かわいいけど)

そんな玉木さんが、「支持率はN国と並んでいる」「どうせ自民に行きたいだけ」と笑われながらも、誰よりも心血を注いで、支援者の皆さんと育んでこられた国民民主党が解党になる。とても悔しくて、辛い決断であったと思います。

「立憲民主党と合流して、大きな塊を作るんだ」
「政策や理念なんて後でどうにでもなる。大事なのは、選挙に勝って政権を倒すことだ。」
ある人にとっては、正義であり、政治信念なのでしょう。
内心、鼻で笑いつつも、それぞれの代議士には秘書やスタッフがいて、支援者がいて、それぞれの選挙区で名前を書かれて当選しています。

「改革中道の政策提案型政党をつくる」
「政策が第一だ、政治理念は譲れない。永田町の数合わせには与しない」
ある人にとっては、正義であり、政治信念なのでしょう。当選しなければ、バッジはつけられませんが、誰も選挙のために政治家をやっているわけではないでしょう。

野党内のパワーバランスが合流新党に大きく偏ることで、「前回の衆院選よりも、候補者調整がスムーズになる」といった効果はあるのかもしれませんが、残念ながら、それは政党の、あるいは、政治家の都合であって、国民生活には全くプラスに働きません。

政治家は有権者とのコミュニケーションが第一であり、持ちうるパワーをとにかく外へ向けていかなければならないと思っています。内ゲバのみならず、内側「だけ」で盛り上がっているようでは、それはただの自己満足で、コミュニケーションとは呼べません。(詳しくは馬の眼さんのnoteがとてもよくまとまっています。以下引用。)

これらの振る舞いはすべて、「私たち政治家や政党は、有権者のことを真剣に考えていない」というメッセージを、知らず知らずのうちに垂れ流しています。

そして、そのメッセージを受け取った人は、それを周囲の人に話しています。一人の熱心な有権者の支持を失うことは、その何倍・何十倍もの票の低下を生み出すのです。

政治家やスタッフによるひとつひとつの有権者対応の積み重ねが、政治不信を創り出しています。「無党派層」と言われ、政治に無関心なフリをしている人の中には、実際に野党や社会運動に関わった結果、その実態に幻滅し、そして離れていった人が相当数いるのです。
そうした「コアな支持者」の振る舞いを見て、多くの有権者が「やっぱ野党もムリ」って思ってしまう。こういうことが、あちこちで繰り返し起こっているように私には見えます。

「合流新党は、帰ってきた民主党」と冷めた目で見ている方も多いでしょう。私もその一人です。
「玉木はよくやった!玉木についていくやつも真の政治家だ!」という評価も目にします。私もそう思います。

その一方で、それでも一緒にやってきた仲間と、魂を注いできた存在と袂を分かつのは、とかく辛いです。

それでも曲げられない信念があるからこそ、袂を分かって、それぞれが正しいと信ずる道に歩みを進めていく。

私もこれまで政治の世界に身を置かせていただいてから、何度も出会いがあり、それと同じくらいの「別れ」がありました。規模は違えど、玉木さんが最後のスピーチで浮かべた涙に理解するところがあります。

動画が見れない方はこちらのツイートをぜひ。

政治の世界は、特に信義則が重んじられます。一つボタンの掛け違いが起きてしまえば、恥ずかしくて、国民から見放されるような、政治を失望させてしまうような結果につながりかねません。

政治家というのは一つひとつの言葉に魂を込めることも大切な仕事。「円満かつ友好的に」という国民民主党の最後の党議決に刻まれた言葉がどのように具現化されていくのか。一有権者として、そして政治の世界に身を置くものとして、しっかりと見ていきたいと思います。

政治の世界は、一時袂を分かつことがあっても、数年後、十数年後ににまた仕事をすることもあることでしょう。

苦しい立場にありながらも、こうした決断をされたこと。そして、「この党が好きでした」「どんな形になっても、この想いを、スピリットを引き継ぎながら、いつの日や必ず、皆さんと一緒に政権を担うということを誓い合って」というメッセージを残すことのできる玉木さんの姿から、私自身も学びとるべき姿勢があるように感じています。

それでは、また。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です