野党議員「アベノマスクがなぜ議員会館に!?配布基準がわからない!」政策を語れる政治家は何処へ…

こんばんは、こまつです。

本日は、安倍総理が肝入り政策として推し進める、布製マスクの全戸配布事業、いわゆる「アベノマスク」についてです。

「日本全国全世帯に配布する!」というこの一大プロジェクトは、日本郵便の「タウンプラス」と呼ばれるサービスを利用して、各世帯に提供をすると各種報道で報じられています。また、厚生労働省のホームページにも以下のようなわかりやすいQ&A形式で記載されているところです。

問6 どのように届きますか。対面で渡されますか。うちのマンションでは一般的な宣伝広告の配布はお断りしているのですが、届きますか。
今回の布製マスクの配布については、日本郵便の全住所配布のシステムを活用して、一住所当たり2枚ずつ配布することとしており、日本郵便が、対面の配達ではなく、ポストに投函してお届けします。
感染拡大の防止、増加するマスク需要を抑制し、緊急性の高い医療現場に不織布マスクを優先的に配布する、などの趣旨に照らして、国民の皆様に幅広くお配りするため、ポスティングチラシの投函をお断りいただいている集合住宅等にも配布させて頂きます。

空き家にもポスティングされてしまう可能性、という懸念もあるものの、「とにかく全戸に、とにかく早く配るんだ」という思想で、このスキームが用いられました。過去には民間企業がリコール対象の商品と対応を記したチラシを全世帯に配布した事例もあるそうです。

「日本全国、ポストがあるところにはすべて配る」という方針のもと進められた政策なのですが…

けさ私の国会事務所の郵便受けに、全戸配布用のマスクが入っていました。世帯主もいないのに、どういう基準で配られているんでしょうか?東京の自宅のポストには先日、配布されていましたし、これから長野の自宅にも来るんでしょうか?もしかして、全ての郵便受けに投げ込まれるのかも???

杉尾 ひでやさんの投稿 2020年4月26日日曜日

いや…あの…何も知らずに発信されているのか…
支援者を喜ばせるためにわざとこんなムーブをされているのか…

(他国議会との比較で見れば劣るものの)我が国の国会議員には公費で雇える政策秘書や、会派支給の立法事務費など、政策に関する調査・研究のためのリソースだって与えられていますし、何より新聞やネットメディア、厚生労働省のホームページなど「誰でも」あたれる情報です。
このリテラシーの低さは…と開いた口がふさがりません。

政治家、特に行政府をチェックする議員の役割とは、行政府に過度に与することでもなく、デモで太鼓をたたくことでもなく、この絶妙なバランスの中で、この国や自治体の未来をデザインし、伝えていく「翻訳家」であると私は思っています。

今日の野党議員の政策力はお粗末で目に余る光景がしばしば見受けられます。もう一歩、二歩、「いい議論だな」と唸らせるような質疑や情報発信を求めたいものです。

もちろん、これまで隠されてきた4社目のマスク受注業者「ユースビオ」に関する政府の対応も、極めて不透明であり、もちろん野党にはしっかり追及・検証をしてほしいと思います。
興和・伊藤忠商事などの名だたる大企業に並んで、なぜ福島県の「バイオマス発電向けの木製ペレット」の輸入会社をマスクの仕入先として適切と判断し随意契約を結べたのか、なぜ4月27日の時点で同社の登記簿が確認できないのか、どうして他3社と同じタイミングで開示できなかったのか、など多くの疑念が広がっています。
テレビ受けしそうなパフォーマンスではなく、たとえ地味でも一つひとつエビデンスを積み上げて政策形成プロセスを紐解いていっていただきたいです。

「いつ政権交代が起きるか分からない」という緊張感のもと、与野党が切磋琢磨しあう姿こそ、政党政治の本旨です。政権批判で稼げる票はもはや頭打ちであり、むしろ国民は建設的な議論で「信頼できる野党」「政権交代可能な野党」を求めています。

それぞれの地域や組織で生きる国民から議場に送り出された「選良」として、この国の未来を描くことのできる仕事であることを一人でも多くの野党議員にかみしめていただきたいと切に願うばかりです。

今日のこまつ

最近「自宅で一人焼肉」にはまっています。テレワークの孤独を紛らわせるのにちょうどいいんだよなあ。。。

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